概要

北大祭は各学部・学科の学生や留学生などがそれぞれ開催する10の祭（各祭）によって構成されています。
1年生やサークル団体が中心となって出店する楡陵祭、各学部・学科の特色を活かした研究発表や企画を行っている各学部・学科祭 、留学生が作った各国独自の料理を楽しむことができるInternational Food Festival（IFF）が総面積178万㎡を誇る広大な札幌キャンパスで同時に行われます。
2023年は約6万2千人の方にご来場いただきました。

北大祭は次に掲げる理念のもと行われます。

• 学生主体...北大祭は学生が主体となって盛り上げる祭である。
• 地域貢献...北大祭は地域の文化・教育の発展に貢献する祭である。
• 交流の場...北大祭は人々の交流の場となる祭である。

第66回北大祭の開催、おめでとうございます。
北海道大学では2030年をターゲットイヤーとした「HU VISION 2030」を定め、大学のイノベーションに寄与する「Excellence」と「Extension」を明確に可視化することを掲げています。
今回の北大祭では、北海道の広大な大地や地域多様性を踏まえて「GRANDE」というテーマが選定されたと聞いていますが、先に述べた「Extension」も拡張や展開といった意味を持っていますので、今の北海道大学を表現し、第66回を彩るに相応しいテーマであると思います。

さらに、「HU VISION 2030」では「社会との共創」も大きな目標に掲げています。社会との共創は様々な取り組みが考えられますが、こうしたオープンキャンパス活動もその一つに挙げられます。
地域住民の皆さん、北海道大学に興味を持つ高校生、小中学生等に、北大キャンパスを訪れる機会を提供し、交流の場とすることに意義があります。
学問の府と地域がブレンドして新たな流れを生み出し、持続可能な発展やWell-beingの実現に貢献することは北海道大学の更なる発展にも繋がるものと考えます。
皆さんの叡智を集めたこの第66回北大祭が、「GRANDE」に相応しい実りあるものとなり、新しい楽しみを創造するイベントとなることを期待しています。

ようこそ第66回北大祭公式Webサイトへ！実行委員長の大岡寛治です。

2024年。私たちを翻弄してきたコロナウイルスのはじまりから早4年が経ち、忘れかけていた「日常」の到来がすぐそこにあるように思えます。今年はコロナ規制も大幅に解除できる予定で、かつての活気が戻ってくると見込んでいます。

さて、第66回北大祭のテーマは「GRANDE」に決定しました。ラテン語で「大きい」・「偉大な」を意味します。今年は北海道の地域性を企画の1つの要素に据え、北海道の広さや豊かな自然・文化など地域の個性を盛り込んだ「GRANDE」というテーマにふさわしい祭となっています。

北大祭の歯車は、オンライン開催や入場制限などのあらゆる制約を乗り越えながら確実に噛み合い、動いています。この第66回北大祭が、静と動の過渡期に生きる私たちにとって、各々が持つ新たな時代の歯車を動かす契機となることが出来れば幸いです。

最後に、第66回北大祭の開催にあたり、学内外問わず多くの方々からご理解・ご協力をいただきますこと、実行委員会を代表して厚く御礼申し上げます。

北大祭当日に1人でも多くのお客様とお会いできることを楽しみにしています！

北海道大学大学祭全学実行委員長
大岡　寛治

第66回北大祭のテーマは「GRANDE」です。
「GRANDE」は、ラテン語で「大きい」「偉大な」を意味します。
このテーマは、広大な北海道の大地や北海道民の広い心を想起させるもので、地域性に着目する第66回を彩るテーマにふさわしいものとして選定されました。

「GRANDE」のテーマに合わせて今年のエンブレムが制作されました。
このエンブレムには、新芽に大粒の雫が宿る様子が描かれています。雫には長年かけて形成された北海道の雄大な大地と海が映り込み、初夏の日を浴びて輝いています。
北海道の深みのある歴史と豊かな自然が生を授かったばかりの新芽に注がれ、次世代を育む様子に、私たちが「GRANDE」というテーマに込めた決意を映しています。

ふっとう君くんは北ほく大だい祭さい公こう式しきキャラクターです。
北ほく大だい祭さいで札さっ幌ぽろを沸ふっ騰とうさせるために生うまれた妖よう精せいです。

2023年6月2日（金）～6月4日（日）の3日間にわたって第65回北大祭が開催されました。
その様子をダイジェスト動画にてお届けします。